地域性を加味した設計過程に興味はある 興味をもった色んな理由は歴史から引用して説明できる ただ、人は見たいものしか見ることができない なぜ僕の見たいものの一つに地域という言葉があるのか きっと学部時代の先生がそのフィールドの第一人者で彼の授業…
デンマークの学生が事務所にインターンをしにきている。 彼らの専門は環境デザイン 今やっているリゾート開発に必要な機械室の配置やサイズ、環境計画を彼らにやってもらっている 何が一番難しいかときいたら、涼しい環境をつくることだという 理由は簡単で…
ここの人達の自分で良い場所をみつける嗅覚はすごい。 デートスポットと言えば夜景 できれば少し高いところから景色を楽しみたいというのは万国共通らしい ホーチミンは残念なことに起伏がないフラットな地形なので神戸みたいに山にいくことはできない。 そ…
こちらの長屋のような住宅は玄関のようなものがない サイズは、横幅6m奥行き15mくらい? 二階〜三階建てが一般的で、一階は店舗や仕事場、バイク置き場として使われていることが多い また、一階は可動するフェンスのような建具が玄関がわりに使用されてい…
建築の仕事を始めて4年 この四年間で住宅、マンション、商業施設、オフィス、レストラン、カフェ、ホテル、都市開発、内装デザイン、リノベーションプロジェクトを経験できた。 加えて今やっているリゾート開発 初めての経験でそのスケールになかなか対応で…
ホーチミンには色あせたいい具合に古くなった住宅やカフェが未だ多くみられる。 何故惹かれるのか きっと植物、ベトナム特有のフェンス、黄色や青色の壁等、どこか固有の文化をそれらから感じる事ができるからだと思う。 いや、地域色というより、どこかかわ…
ホーチミン二区 中心からタクシーで十五分程の場所、サイゴン川をこえた所に位置している。 緑が多く、低層住宅に囲まれた心地の良いスケールで人々が生活している 犬を散歩している人、カフェの前で休憩する人等、車の交通量が少ないため、いくらか歩行空間…
ホーチミンでは古く価値のあるものが取り壊され、新しい高層住宅や商業施設が次々と計画され、工事中の敷地が数多くみられる。 悲しいことに市政府は自分たちが今していることが、将来の観光業に多大な影響を与えることに何も気づいていない。 我々、建築家…
あるデザインコンペをまかされた時にHiepが言った言葉。 何で好んで古い素材を使うか。 money gameが支配する社会では、素材のサプライアーは質が悪く美しくないものしか我々に提供しない。 理由は単純で、それが一番儲かるからだ。 その言葉にはっとした。 …
約二年程、a21studioに努めている。 Hiepとお互いの考えを共有するために主に平面図を介して意思疎通を図る。 こうしたやりとりも二年つづいている。 彼は私の図面を見た瞬間、どこがこの案の重要な見せ場なのか即座に理解し彼の考えを上手く埋め込みながら…
Hiepがデザインの話をする時によく使う言葉 「違う」ことであり続ける事を芯に彼はよくデザインを考えている。 そして、その信念の基につくられた空間、建築は、周りの建築家のものと比べて異色をはなっている。 しかしながら、実際その空間を体験すると、ど…