011 地域性 神戸大学 教育
地域性を加味した設計過程に興味はある
興味をもった色んな理由は歴史から引用して説明できる
ただ、人は見たいものしか見ることができない
なぜ僕の見たいものの一つに地域という言葉があるのか
きっと学部時代の先生がそのフィールドの第一人者で彼の授業をうけてたからだろう
彼は本当に楽しそうにそして熱意と自信をもって授業をしていた
今思えば素晴らしい環境だったと思うと同時に教育は世界をみるものさしを提供する重要な役割を担っているなと改めて感じた
彼がつくった大きな流れは日本ではそれほど波及して受け継がれなかった
当時の社会が求めていなかったから
ベトナムもそうである
彼が気づけなかったこと除外したことに目をむけここで生かしていこう
009 サイゴン デートスポット
ここの人達の自分で良い場所をみつける嗅覚はすごい。
デートスポットと言えば夜景
できれば少し高いところから景色を楽しみたいというのは万国共通らしい
ホーチミンは残念なことに起伏がないフラットな地形なので神戸みたいに山にいくことはできない。
そんな状況でかれらがどこにいくかというと、歩道橋、橋から、夜景を楽しんでいる。
面白い
本能的に人は高いところをめざすのか
夜景を楽しめるフリーゾンのある地形のような商業施設、オフィス、コンプレックスがあったら人々の生活は豊かになるか
フリーゾーンの面積が多いとクライアントには嫌われるが、人々が集まるならそれはそれで広告になるし、売り上げに繋がる。。。何より人が重要な要素
このように人の振る舞いをよく分析しデザインにとりこんでいきたい
人の振る舞いはその地域の特性が何かしら関わっているから
そして、日本人の僕が完全に文化を理解することはできない
できるのは日本人の視点で、日本にはない何か面白いことをみつけること
日々よく観察し面白いことを見つけていく
008 家と外の境界
こちらの長屋のような住宅は玄関のようなものがない
サイズは、横幅6m奥行き15mくらい?
二階〜三階建てが一般的で、一階は店舗や仕事場、バイク置き場として使われていることが多い
また、一階は可動するフェンスのような建具が玄関がわりに使用されていることが多く、大抵全部開けられたままだ
なので、街をあるいてみるとその家の生活がまるみえ
外と内の概念があまりないのか?
これもサイゴンらしい風景だと思う
日本も昔はこうだったのか?
あーでもこっちは常夏だからか
車を利用する世帯が増えたり、産業転換で一階に店舗をつくる必要性がなくなったらどうなるのか?
ライフスタイルの変化が建築空間にどう影響を与えるか
007 リゾート開発
建築の仕事を始めて4年
この四年間で住宅、マンション、商業施設、オフィス、レストラン、カフェ、ホテル、都市開発、内装デザイン、リノベーションプロジェクトを経験できた。
加えて今やっているリゾート開発
初めての経験でそのスケールになかなか対応できなかったけれどもようやく慣れてきた
怖いものはない
デザインをする前の段階で、どういう事を念頭におき計画をすすめればいいのかもわかっている
後は仲間や自分の考えに共感してもらえる人にどう会うか
とりあえず考えをまとめてることからすすめていこう
005 小さな開発 開放的な構成
ホーチミン二区
中心からタクシーで十五分程の場所、サイゴン川をこえた所に位置している。
緑が多く、低層住宅に囲まれた心地の良いスケールで人々が生活している
犬を散歩している人、カフェの前で休憩する人等、車の交通量が少ないため、いくらか歩行空間が確保されていてのびのびと人に使われている。
そんなところに、新たなスポットができていた。
陶器を販売している会社が主な出資元で、その店以外に数店舗が中庭を囲むように配置され、外から直接その中庭にアクセスできるという開放的な構成の小型開発がされていた。
住宅含め、安全面上、壁で外と内を完璧に断絶することが多い構成をとる物件が多い中、これだけ開放的な構成をとっていることに感動した。
すごくいい